INDEX関数を使うと、指定範囲内のm行n列目のセルを取得できます。
目次
構文
範囲
1行のみや1列のみ、あるいは複数の離れた範囲を指定することも可能です。
詳細は後述します。
行番号・列番号
範囲内の行番号と列番号を指定し、その位置にあるセルを取得します。
行番号、列番号は相対値です。
範囲内の一番上を1行目として下方向に2,3,・・・
一番左を1列目として右方向に2,3,・・・と数えます。
指定した範囲が1行のみ または 1列のみの場合、行番号または列番号を省略することができます。
省略する場合の構文は「= INDEX(範囲,行または列番号,領域番号)」です。
行番号または列番号を 0 (ゼロ) に設定するか または省略した場合、列全体または行全体の値の配列が返されます。
領域番号
引数1の”範囲”にて複数の離れた範囲を指定した場合、領域番号によりどの範囲を使用するか指定します。
最初に選択または入力された領域が1、次の領域が 2 となります。
領域番号を省略した場合、領域1が使用されます。
例
例①|基本的な使い方
この例では、範囲内の3行2列目のセル「9」を取得しています。
例②|行全体を取得
この例では列番号を省略し、3行目のセルの合計値を取得しています。
例③|複数の領域を指定
複数の領域を指定するときは「()」(括弧)で囲って「,」(カンマ)で区切ります。
この例では2つの領域を指定し、領域2の4行1列目のセル「20」を取得しています。
まとめ
INDEX関数を使うと、指定範囲内のm行n列目のセルを取得できます。
構文
= INDEX(範囲,行番号,列番号,領域番号)